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よしいのおみせ

今の畳は和室に使われるだけではなく、多様性があります。(榊原畳店)

榊原畳店(高崎市吉井町下長根)

- 創業はいつ頃ですか?

高崎市吉井町に昭和3年に創業して95年になります。私で3代目なんですが、昔からの伝統を引き継ぎつつも、今の時代に合った畳を提供し続けています。2022年に事務所と作業場をリニューアル。新しい建物になりました。

- 畳の作品と並んでプラモデルも並んでいますね!

昔から手先が器用で今でもガンプラが好きなんです。

- どんな畳を製作されているのですか?

今の住宅は畳の部屋が少なくなっている印象ですが、一方でヘリのないおしゃれな畳の注文が多くなっています。実はヘリのない畳の方が手間がかかるので、お値段も高めです。また、ヘリのある畳用にヘリのバリエーションも豊富に揃えています。当店オリジナルの多胡碑のキャラクター「タゴピー」を始め、アニメキャラクターやゲームをイメージしたものなどもありますよ。

- 畳はメンテナンスも必要ですよね。

畳は基本的には3~5年で裏返すのが良いと思います。傷みがひどい場合は張り替える場合もありますが、あくまでも目安で、生活スタイルによっても耐久年が変わると思います。畳が傷みきってしまう前に裏返すと長持ちするのでおすすめですよ。

- 住宅用の畳以外にも様々な製品がありますね。

毎年お正月に高崎のだるま市にも出店しており、榊原畳店オリジナルのだるまの下に敷くミニ畳「成祝繁畳(じょうしゅうはんじょう)」が好評です。だるまに込めた願いの成就をお祝いして、さらなる繁栄をお手伝いする畳という意味があります。その他、畳のヘリ地を使って作った小物(くるみボタンやリボン)や、フィギュアを乗せるミニ畳もご好評をいただいています。

- これらの製品にはどこで会えますか?

11月の吉井秋祭りの商工業製品展にはいつも出店しています。今年も(11月11日、12日)出店予定です。 小物販売の他、い草コースター作りのワークショップも体験できるので、ぜひお立ち寄りください!

榊原畳店
住所 高崎市吉井町下長根37-2
TEL 027-387-3719
営業時間 8:30~18:00
店休日 日曜日
駐車場 あり

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